椛楽と奏葉へ -娘達に残す父からの手紙-

父がどのような想いで君たちを育てているか、ここに記します

名前の「決め方」

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子どもの名前を考えるとき、具体的な名前の検討に入る前に、僕はまず「決め方」を決めました。

 

いろいろ考えたあげく、僕が大事にしたのは以下の4点です。

1.名前に季節を入れること

2.こういう生き方をしてほしいという想いを入れること

3.子どものときも、可憐な女性になったときも、おばあちゃんになったときも、違和感のない名前にすること 

4.名前で呼ばれやすい名前にすること

 

画数も考えましたが、調べてみると画数にはいろんな説があって、結局どのような画数にしても良いゲン担ぎはできそうだったので、考慮から外しました。

 

1.名前に季節を入れること

これは僕の強いこだわりがあったところです。

春は眠っていた命が目覚め色とりどりの花や新緑があふれ、夏は葉っぱや虫たちの命が最高に輝き、秋にはその命がひっそりと終わりに近づき、冬には眠りにつく。そんな中、我々にもたくさんの行事があり、春には奏葉の誕生日やお花見、夏には虫取りやお祭り、秋には椛楽の誕生日や焼き芋パーティー、冬にはクリスマスやお正月、いろんな行事が毎年繰り返されていきます。その毎年の繰り返しが年輪となって家族を強くしていく、太い太い幹に育っていく。季節を繰り返すことで強くなる絆を大事にしてほしいという願いを込めました。

 

そして、季節というのは素晴らしい。寒かったり暑かったりいろいろあるけど、どの季節も素晴らしい。それぞれの良さを感じながら季節を楽しめる風流な人になってほしいと思い、季節を入れたいと思いました。

 

2.こういう生き方をしてほしいという想いを入れること

これは、あまり説明が要らないかと思います。一般的にはココを重視して名付けをしますよね。

 

3.子どものときも、可憐な女性になったときも、おばあちゃんになったときも、違和感のない名前にすること 

可愛らしい子どもの時を考えて名前を付けるのは、とてもイメージしやすいのですが、例えば15歳で高校生になったとき、30歳で結婚するとなったとき。80歳で孫に呼ばれるとき、どんなイメージになるのか。それをイメージして、違和感がないようにしようと思いました。

 

4.名前で呼ばれやすい名前にすること

みんなに苗字ではなく、名前で呼んでもらえるような名前にしたいと思いました。

そうすると、たくさんある名前ではなく、ある意味珍しい名前(奇をてらった当て字等ではなく)。長すぎない名前。発音しやすい名前。こんな要素を入れようと思いました。

 

このあたりの視点から、季節を1文字、親の願いを1文字の計2文字を組み合わせては、ああでもない、こうでもないと、椛楽のときは2ヶ月間、奏葉のときは3ヶ月間、通勤電車の中で考えては一旦寝かせてみて、改めて考えては寝かせ、考え続けました。たくさん考えましたが、とても幸せな作業でした。

 

椛楽、奏葉、それぞれの名前に込めた想いについては、また改めてじっくり書きます。

その記事は、娘2人に対してのとても大事な手紙になるので。

 

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