椛楽と奏葉へ -娘達に残す父からの手紙-

父がどのような想いで君たちを育てているか、ここに記します

椛楽がメガネになりました

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めがね

人間の視力は、赤ちゃんのときにはほとんど見えずに、大きくなるにつれてだんだん視力が上がっていき、小学生になる頃には、通常は1.2~1.5くらいになっているのだそう。

 

うちの椛楽は、視力が上がっていく力が弱いようで、4歳になっても0.6くらいしかありません。本人は「見えにくい」という感覚がわからないので、「見えにくい」とは思わなかったようです。でも視力検査をするとき、「このマークはどっちに穴があいているかな?」とと聞かれて、見えないのが困ったようで、もじもじしていました。

 

しかし、視力が上がっていく力を助けることができます。それには幼児専用の医療用メガネをかけるといいのだとか。

 

娘がもうメガネになるのか、、、とわかったときには、僕も妻も正直少しショックを受けました。でもそんなことは二の次。メガネをちゃんとかけて視力が上がってくれば、メガネはかけなくてもよくなるのだから。

 

椛楽が大好きなデザインのメガネを 買いに行きました。ピンクで、縁にはハートの模様がある可愛いものにしました。「わあ、かぐちゃんかわいいなあ」と僕も妻も褒めちぎり。

 

そして、幼稚園では誰もメガネをかけていないので、冷やかされたりからかわれるのを心配した妻は、幼稚園の先生に相談。すると、幼稚園では、職員会議でこのことを話し合ってくれたようで、クラスの朝の会では、

 

先生「かぐちゃんがメガネをかけることになったよ。可愛いねー。メガネはとても大事なものだから、メガネをみんなで取ったり、遊んだりしていいんだっけ?」

児童「だめー」

こんな話をしてくれたり、いろんな先生が椛楽に会うと「お、かぐちゃんメガネ可愛いねー」と声を掛けたりしてくれたようです。こんなにしてくれる幼稚園の対応に、妻は涙が出たとか。

 

こんな妻の取り組みもあり、椛楽もメガネを嫌がらずに、ずっとかける習慣が身に付きました。そして、1回目の視力検査では、少し回復していました。模範的な回復をしているようで、しっかりメガネをかけ続けないと、こんなに回復はしないのだとか。

 

来月、また視力検査がありますが、きっと、もっと回復していることでしょう。これは、妻のファインプレーです。妻が椛楽のことを本気で考え、気持ちに寄り添い、行動した結果です。

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